アルビノ・オスカー

オスカーは大型シクリッドに分類されます。稚魚から育てると、大きくなるまでがとても楽しい熱帯魚です。人懐っこい性格で根強いファンがいます。1種類だけを集中して飼いたい人・ペットとして可愛がりたい人・大きい熱帯魚に興味のある人におすすめです。※画像は「アルビノ・オスカー」


アロワナってどんな熱帯魚?

オスカーの生態について
分類

スズキ目ベラ亜目シクリッド科アストロノータス属

地域 アマゾン川・アフリカ
貝・魚・甲殻類・昆虫
体長 30〜45cm
かかりやすい病気

白点病

鞭毛虫性頭部穴開き症

オスカー(Oscar)は、正式名称をアストロノータス・オケラートゥス(Astronotus ocellatus)といいます。大きなものでは45cmにもなる大きな熱帯魚です。下顎が突き出て愛嬌がある、面白い顔をしています。野生のオスカーは灰褐色や緑褐色の体に黒いしま模様が入っています。オセラータス種のしっぽには目玉模様があります。これは敵から頭を守るためといわれています。オスカーは魚介類だけでなく昆虫も食べます。かなりの食いしん坊です。繁殖のときは、口で砂を掘り、巣を作ります。親になったオスカーは子育てをします。

オスカーの原種

野生のオスカーのほうが体が大きく気が荒いといわれています。「オセラータス」「クラシピンニス」「ルブロオセラータス」「オルビクラータス」の4種が挙げられます。

 

  • アストロノータス・オセラータス …… オスカーの代表的な種で、ブラジルやコロンビアなど広い範囲に生息しています。
  • アストロノータス・クラシピンニス …… ブラジルが中心でオスカーの中でも大きくなる種類です。しま模様を持ち、比較的穏やかな性格をしています。
  • アストロノータス・ルブロオセラータス …… アマゾン川の支流、ネグロ川に生息するオスカーで、日本ではなかなかお目にかかれません。オスカーの中では細長いほうで、おなかの周りが赤いのが特徴です。
  • アストロノータス・オルビクラータス …… ブラジルを中心に生息し、丸い体つきをしています。この種によって品種改良が進められました。

オスカーの改良品種

オスカーの種類はシンプルです。レッドオスカーのヒレが長くなると、ロングフィン・レッドオスカーとなります。

 

  • アルビノ・オスカー …… 突然変異によるアルビノ種でベネズエラでも見ることができます。
  • タイガー・オスカー …… 黒い体に赤い模様が入ったオスカーです。ベネズエラやギアナでも見ることができます。
  • レッド・オスカー …… 赤味のあるオスカーです。
  • ロング・フィン …… ヒレが長いオスカーです。ほかのオスカーと違い、華やかな印象があります。

オスカーの飼い方

オスカーは成長が早く、大きくなるので育て甲斐のある熱帯魚です。小さい頃から育てると混泳もしやすく、育てる楽しみがありますね。水温は25〜27℃、餌や水質の管理は特に心配ありません(中性が良いとされています)。生き餌を好むようですが、市販されている餌でも大丈夫です。気に入らなければ吐き出すので、食いつきの良いものを与えてみてください。水槽は小さいうちは45cmくらいでも良いのですが、いずれは90cm以上のものを用意しましょう。人懐っこいので飼うのが楽しくなりますよ。

成長について

小さいときのオスカーは5cmくらいの可愛い姿をしています。お店ではいろいろな大きさのオスカーが販売されていますが、小さいうちから育てて大きくなったときを楽しみにするのも1つの方法です。成長するに従い、模様も変化するのでその変化を楽しんでみてください。

繁殖について

普通の人が見ただけでは、オスカーのオスとメスは区別がつきにくいです。ペアになってやっと気づくこともあるでしょう。産卵前には気が荒くなり、威嚇することもあります。繁殖は簡単でガラス面や石の上に産卵します。

飼育のポイント

  • オスカーは食いしん坊なので、食べかすや排泄によって水が汚れやすいです。
  • 気が荒いオスカーは、数多く飼うことでけんかを防ぐことができます。