熱帯魚の水槽「産卵箱、温度計、照明器具、水草など」
「熱帯魚の水槽管理」メニュー
毎日の水槽管理 定期的な水槽管理

初めて飼育する人なら、水槽の水質管理や熱帯魚の健康管理をどのように行っていけば良いのか判らない人も多いと思います。水槽管理をすることは、熱帯魚の健康管理につながります。ここでは実際に熱帯魚を飼い始めてからの水槽管理について説明します。※画像は一般的な水槽レイアウト


水槽管理でわかること

  • 熱帯魚の健康状態 …… 熱帯魚の動きや体の変化をチェックします。毎日チェックすることで病気の早期発見になります。
  • 水槽の汚れ具合 …… 水槽にはコケが付着します。きれいにすることで観賞価値が高くなります。
  • 水の汚れ具合 …… 古くなると酸素不足になったり窒素化合物の濃度が高くなって、熱帯魚が棲みにくくなります。水槽の大きさや汚れる頻度に合わせて水を交換します。
  • 水草の発育状態 …… 光の不足や二酸化炭素の不足により、枯れることがあります。
  • 器具の消耗状態 …… 普段から音の変化やパワーの低下がないかチェックします。

毎日の水槽管理

餌の与え方

餌は毎日1〜2回食べきれる量を与えます。与えすぎることで体の色が薄くなったり、食べ残しによって水が汚れることもあります。

ごみを取り除く

食べ残しや水草の枯葉など、目に見えるごみはその都度アミですくい取ります。

照明器具の管理

通常、照明器具は1日に10〜14時間ほど点灯します。

水質のチェック

どのくらいのペースで水換えをすればいいのかを知るには、毎日の水質チェックが必要です。pHメーターで測定し、データーを取ることで水が汚れる頻度を把握することができます。

定期的な水槽管理

コケの種類と対策法

コケには斑点状コケ・アオミドロ・藍藻・ヒゲ状コケといった種類があります。餌の与えすぎやフィルターの性能低下、メンテナンス不足など様々な理由が考えられます。

 

  • 斑点状コケ …… 傷のつかないスポンジで落とすかオトシンクルスやイシマキガイに食べてもらって掃除します。
  • アオミドロ …… 髪の毛のようなコケで、歯ブラシなどで取ることができます。エビ・オトシンクルス・ペンシルフィッシュなどが食べてくれます。
  • 藍藻 …… ホースで吸い出して取るか、ブラックモーリーに食べてもらいます。このコケはしつこいのでなかなか取るのが難しいため、あまりに取れなければ最初から作り直します。
  • ヒゲ状コケ …… 葉や流木につくコケでたわしやブラシで落とすか、ペンシルフィッシュに食べてもらいます。

水草のトリミング

茎に葉がくっついている、有茎草の水草は定期的にトリミングをしないと、伸び放題になって見た目が良くないだけではなく、光も入ってこなくなります。有茎水草のカットの方法を紹介しましょう。

 

  1. まず、1本ずつ水草を引き抜きます。
  2. 次にバットに並べて好きな長さにカットします。
  3. そしてピンセットで植えなおします。カットした茎を差すとボリュームを出すことができます。

水換え

水換えを怠ると、コケが発生したりフィルターの根詰まりを起こすことがあります。

 

  1. まず、電源を抜きます。
  2. 次に専用ストレーナーホースなどで水槽の水を抜き、砂を吸い上げます。
  3. 細かい粒子やゴミだけを吸い取るようにして、バケツに入れていきます。
  4. 別のバケツに水を用意し、水質調整剤を入れます。
  5. ゆっくりと水槽に水を入れて完了です。

フィルターの洗浄

フィルターは定期的に大掃除を行います。フィルターのろ過能力が落ちると、水草が枯れたりバクテリアがいなくなってしまいます。

 

  1. フィルターの全体を取り出し、上から順にパーツを外してスポンジで洗います。細かいところは歯ブラシを使ってください。バクテリアを維持するため、フィルターやろ材は水槽の水で洗います。
  2. フィルターを洗ったら、ろ材と活性炭も洗います。
  3. 次にシャワーパイプ・給水パイプ・水槽のガラスを洗います。汚れがひどいときは漂白剤を使うのですが、水槽に戻す前に中和してから戻してください。これで完了です。